個人的備忘手帳

気に入ったものを記すだけの手帳

2020-01-01から1年間の記事一覧

光-呼吸 時をすくう5人:原美術館

原美術館、最後の企画展に行ってきました。 最後の企画展は、うつりゆく時をすくう感慨深い内容でした。 アールが美しくモダンな建物は、現代アートと自然にとけこむ素敵でした。 閉館してしまうことは残念ですが、その前に素敵な時間を過ごすことができまし…

生誕180年 オディロン・ルドン版画展:神奈川県立近代美術館

庭園にある現代アートを眺めながら散策も楽しい美術館。 オディロン・ルドンの生誕180年を記念して、モノクロームの世界が堪能できる展覧会が催されていました。 陰気な景色の中の狂人 沼に咲く花 悲しそうな人間の顔 心の隅に隠れている物語のような不気味…

生命のリアリズム 珠玉の日本画:神奈川県立近代美術館

日本で最初の公立近代美術館。 逗子駅からバスで20分ほど。海岸沿いにあり、潮騒を聴きながら穏やかに過ごすことが出来ました。 せっかくなので企画展を鑑賞してきました。驚くほど人がおらずほぼ貸切。とても贅沢な環境でした。 「生命のリアリズム」という…

和巧絶佳展:パナソニック汐留美術館

日本の美意識に根ざした工芸作品を紹介する展覧会。 日本の美意識。 定義が難しく、どの様なものだろうと考えてしまうが、同じ日本人として心の琴線に触れたものがそうなのかもしれない。 同世代の工芸家たちの素晴らしい作品と出会える展覧会でした。 見附…

日日是好日

深いことを考えず、ただ観る作品。 観終えた時、作品タイトルについて自分なりの解釈が湧き出できます。 とても美しく静かな作品でした。

記憶にございません

肩肘張らず気楽に楽しめる作品。 面白かった。 記憶をなくす前のエピソードを観る事が出来たら、もっと面白かったかも。

日本の仏像:土門拳記念館

日本中の仏像という仏像を撮れば、日本の歴史も、文化も、そして日本人を理解できる 昔から日本人の心の拠り所である仏像から日本人を探ろうとは。 共感し、そしてこの発想に驚嘆した。 「平等院鳳凰堂阿弥陀如来坐像見上げ」、「法隆寺東院夢殿行信僧都坐像…

あん

自分の道をどの様に踏みしめて生きていくか。 無知の怖さ、関係の持ち方、縁。 とても静かで内省させる作品でした。

パンとスープとネコ日和

日常に仕事が生活として溶け込んでいる様は、 素敵な事だと感じます。 そして、気負わず自然に、 人に寄り添う考え方に心が和みました。

かもめ食堂

自由ってこの様な姿なのかもしれない。 日々を受け入れ、行動に責任を持つという事なのかも。

おくりびと

人の死と向き合う事は、 自分自身の内省なんだと思いました。 素晴らしい作品でした。

Nのために

今は許せなくても、 いつかは許してあげなさい。 三浦友和 素敵な言葉でした。

帝一の國

ほんっと。 馬鹿馬鹿しいぐらいに、 全力、真剣にぶっ飛んでる。 こういうの好きだわ。

翔んで埼玉

改めて観ても面白い。 馬鹿馬鹿しいを本気で演じて最高だ。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

初めから終わりまでぶっ飛んでる。 めちゃくちゃハチャメチャ。 そして、ストーリーがよくわからん。 エピソードの繋がりが?? とっても久しぶりにタランティーノ観たけど、相変わらずタランティーノっぷり全開。

スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け

何でもありの矛盾だらけ。 予定調和も過ぎる賑やかなアトラクション。 観続けてきた作品の集大成だけに残念な内容だった。

リチャード・ジュエル

主観を前提にした思い込み。 誤りを正すことを妨げるプライド。 誰もが当たり前に流されず襟を正さなくてはいけない。

丸の内ストリートギャラリー:丸の内仲通り

1972年から丸の内仲通りを中心に行われているアートギャラリー。 数年に一度作品替えが行われている。 三沢敦彦 animals 虹色の目が印象深く足を止めてしまう。 丸の内オアゾ前にも作品が設置されていた。

MOMATコレクション:東京国立近代美術館

19世紀末から現在までの日本近代美術の流れを所蔵作品通して観ることができる。 年間数回、作品替えを行ってるそうなので定期的に訪れたいと思う。 横山大観 布袋図 古賀春江 海女 アンリ・マティス 緑のハーモニー 中村正義 源平合戦絵巻 修羅 中村正義 源…

アジアのイメージ 日本美術の東洋憧憬:東京都庭園美術館

1910~60年頃にかけて、日本の知識人・美術愛好家・美術作家たちのアジアへの憧憬をテーマにした企画展。 思わず魅入る作品が多数あり、自身の中にもアジアへの憧憬があるのかもしれないと感じた。 杉山寧 雲崗5窟 如来像 杉山寧 雲崗8窟 如来像 石黒宗麿 千…

パッション20 今みておきたい工芸の想い:東京国立近代美術館工芸館

この企画展を最後に閉館し、金沢へ工芸館は移転してしまいます。 所蔵作品をじっくり鑑賞できる貴重な企画展でした。 音丸耕堂 彫漆薺文茶入 大島如雲 鋳銅大膽瓶 鈴木長吉 十二の鷹 三輪壽雪 鬼萩割高台茶碗 加藤土師萌 緑地釉裏金装飾壺

男はつらいよ お帰り 寅さん

その時は気づかなかった。 大切な誰かと過した時間は、かけがえのないものだということを。 楽しかったことも、悲しかったことも、懐かしんでいい。 生きてて良かった。 そんな、人生に幾度もない時のために生きている。