2023-04-09 土門拳の古寺巡礼:東京都写真美術館 展覧会 あらためて鑑賞できた作品を更に見入ってしまう。特に「平等院鳳凰堂阿弥陀如来坐像見上げ」は、金色で眩い阿弥陀如来の周囲に、さりげなく深い陰影で映された菩薩に気づき妙に惹かれた。 妙に惹かれたと言えば初めて観た作品になるが、「渡岸寺の十一面観音立像」。腕の長さのアンバランスさなど、どこか不自然で不気味さを醸していた。 建物全景や石像の情緒深さに興味が湧いたことも発見だった。